
写真は以前舞鶴で撮影した「あたご」です。例の衝突事故の前の写真ですね。
搭載されてるCIWSがファランクスBlock1Bです。
で、以前別のブログで「76mm平頭弾って開発されたのか?」っていう話を書いたことがあるんですが、その時調べたら全く情報がでてきませんでした。
まぁ、そのときは「平成15、16年の防衛白書に記述があるし、配備されてるだろう」ということでほったらかしにしてたんですが、
週間オブイェクトさんとこの記事に「03式76mm平頭弾」との記述がありました。
ということは、76mm砲は使えるということですね。
FCS-2とファランクスを連動させるとかいう改修がほんとに行われてるのか不明なわけで、実質的にはこれが一番使える武器のような気がしますね。
先のオブイェクトさんの記事でBlock1Bの水上目標への射撃の映像も見たわけですが・・・あんなに散るのか。元々が弾をばら撒く兵器ですから、仕方ない気はするのですが、あんなので使い物になるのだろうか・・・。
以前から不思議なのは、海自は当然、米軍が25mmチェーンガンを無人砲塔にのけったりしてるのを横須賀で見てるはずなのに、同様の武器を導入する気配が無いってことですね。国産なら海保のRFSだってあるわけですし、不審船対策を含めて、今回みたいな小型船舶の対処には有用だと思うんですが。
架台にのっけたM2が無意味だとは思いませんが、RFSほどの精度がでるとも思えません。RFSのっけるくらいのスペースは空いてると思うんで検討してもらいたいところです。
なんつーか、やっぱり機関砲とかいっぱいはえてる艦って萌えると思うんですよ(笑
そういえば、今回、「さざなみ」「さみだれ」ともにSH-60を2機ずつ積んでいったみたいですね。ニュースの映像で見ましたが、けっこう窮屈そうでした。
それはともかく、移送レールが2機搭載を前提に2本あるたかなみ型の「さざなみ」はともかく、1本しかないむらさめ型の「さみだれ」はかなり苦労しそうですが、そのへんどうなってるんでしょうか。